感想置き場

ボキャ貧学生が綴るゲームのプレイ日記。

剣が君for v 感想1

剣が君 for v 感想

就活が嫌になり7月中旬に購入。クリアは2月29日深夜。

途中セーブデータがぶっ飛びスチルは全て揃った瞬間はなしが反省点。

攻略順番は 螢>縁>(空白期間)>黒羽>鷺原>鈴懸>九十九丸

よってこの感想は螢と縁の感想は薄っぺらくなりそう

本当はやり直せる時間があったら良かったんだけど、売却してしまったので、なむなむ。

九十九丸が終わった時点で「ああ、売らなきゃ良かったかなあ~」とも思ったけどお財布事情とか他にも色んな乙女ゲームが気になっていたので仕方なく手放すことにしました。

 

以下ネタバレ含む感想

 

花嫁道中の嫌な奴感半端ない螢。でも結構真面目なんだよね。そういう描写多かったし、多分あんなにふざけてた人たちと旅をすることになったら私もきっと螢みたいに怒ってると思うので謎の親近感。

「女は~」と割りと女性を下に見てるけど、その分彼が男らしくて男女はこうあるべきもの、っていう感じ古き良きツンデレみたいな印象...だったかな?

言い方がキツい分にその後のデレがとっても素敵でしたご馳走様です。

道中編、眠れない時に肩貸してくれるスチルにどきっとしちゃいました。

そのおかげ(?)で就活中で夢見が悪かったのも覚えてないけどとっても幸せな夢を見たことだけは覚えている。ありがとう螢。

そして本当にあんまりルート覚えてなくてごめん、螢。

でも個人的に好きだなって思ったのが奇√だったかな?

螢が一番刀になって、花嫁道中のメンバーが協力して話合わせたり、確かお見合いをさせられそうになる主人公ちゃん。で、それに気づいた螢が一緒に逃げ出そう...?とするんだけど結局ドッキリでした~で、「皆に祝われながらハッピーエンド」。

あとは幸魂√の花(?)を千本摘んでこいという鬼族に偏見アリアリなお父様の無茶振り。わかる、自分の娘が迫害されてる種族にお嫁にいくなんて、しかも一人娘。お父様側にも心配だよね、と共感しつつも螢を応援したかったのだった。結局集めてきて折れる父様、結婚。

螢はほんと他のメンバーに比べると結構糖度が高めかなあっていう印象でした。一番好感度高かったキャラを最初にやっちゃって平気だったかな、と不安になりつつも縁へ。

 

割りとムードメーカーなのかな?花嫁道中編もおちゃらけたりして大体不真面目。後々やるとわかると他のメンバーの√でも大体呑んだくれてるおじさん。テーマは身分違い?螢のもそうとも言えるんだろうけどどっちかっていうと種族違い...?

こっちは本当に町娘と江戸のお偉いさん(?)との恋愛模様だった。

ほんとチャラい、眠れないのでお話するけどしっかりお香を持ち歩いてる。それ主人公ちゃんにあげるモノじゃなかったよな?でも嬉しい(単純)

縁の真面目スイッチ一体どこにあるんだろ~~

 

いつスイッチ入るかわからない縁。っていうか一番刀だったのね!でも本人の実力じゃなく仕組まれてたって事に気付く。三日月宗近も縁のことを主とは認めてないのか本当の力は開放できておらず悩む縁。

縁にも謝らないといけないけどあんまり覚えてなかった。(プレイ7月、記事を書いてるのが3月)

でも覚えてるのは幸√の何故か一緒に百姓になる縁。縁「畑仕事たのC~~」っていう感じでオマケ編ではお偉いパワーを使って種とか入手してたはず。それでいいのか。でもコネパワーは強いから仕方ないね。

あとは荒√?マレビトの封印の為に命を落とす縁。やっと三日月宗近に認められたのにも関わらず悲しい終わり。これでやっと俺の役目を果たせる、といって終わらせたので縁的には良かった、のかなあ。良くないけど。この時に気付く、「あれ、わたしあんまり死んじゃう話すきじゃないなあ」と。残された主人公ちゃんが可愛そうすぎて...。でもこの時のわたしはまだ知らない。どのルートでも結構死ネタが多いことに。別に嫌いなわけじゃないから全然やっちゃうんだけどね!

 

そして時は進み2月。

就活もだいぶ前に落ち着き、机掃除中にvitaを手に取る。

ということで再開。

攻略サイトもちょくちょく見てて、九十九丸はラストに!という知識だけはいれて実彰、鈴懸、鷺原から選ぶ。

 

選ばれたのは黒羽でした。

 

今だから思うけど某ゲームの数珠丸に似てる...?数珠丸が似てるんだけど。っていうか白髪ロングだからだね。

黒羽は博識、道中メンバーの中でも最常識人という印象。おふざけに付き合って、お話の機動修正してくれたりね。

あんまりビジュアルが好きではなかったので最初は遠ざけてた。けど、話を進めていくうちに黒羽さんも>>一番刀<<

花嫁道中のメンバー腕たちすぎじゃない?すごすぎぃ!剣の道を辞めたがりの人。散々幕府から「もう一度幕府(俺たちの)為に働いてくれ~」とアプローチをかけられてるが断る実彰。

幕府で働いてた頃に罪のない人(お松ちゃんの姉)を切ってしまったせいで、花嫁道中が終わったら剣を振るうのをやめる(はずだった)。おお、お松ちゃんここで関わってくるか。

主人公ちゃんの薙刀道場道場破りに乗っ取られ、実彰に取り戻してほしいとお願いする。渋々(?)納得する実彰だった。

さんたくるすの~って結構いうんだけどその度に「クトゥルフか?」って思ってました。なんか居そうだなって(小並感)

そもそも切支丹って言葉が高校生ぶりで日本史専攻だったほんと嫌な意味でドキっとしちゃいました。先生にひっぱたかれながら勉強した思い出があります。ただし全く覚えていない。

 

和は一緒に茶屋経営。ほのぼの幸せそうで何よりです。お客さんに冷やかされるも冷やかされてる事にも気づかない実彰。こっちが恥ずかしくなる奴ですねわかります。

幸は二人で駆け落ち√だった、かな?優しい父様もさすがに悲しみそう。あんまり共感できなかった。でもほんとスチルはお美しいのではなまる。

荒は結局幕府のアプローチを受け、また人を切っていく生活に戻る。ハバキ憑き大歓喜√。満月の日にだけ主人公ちゃんの元に現れ近況報告。そして勝手に一人になって主人公ちゃんの目の前から姿を消してしまうのでした。

奇は...鼓と七重の儀式途中に突っ込んでいくスタイル。常世への扉が開いてしまったのでそれを封じ込める為に天下五剣カード、オープン。あれっ、これどこかで見たような...(縁√)最終的には常世の世界に行ってしまう実彰でした。残された主人公ちゃんが足繁く通うは実彰が居たお家。誰にもいないと思いきや>>鼓と七重<<

そうですよね、実彰が逃げろっていったんですね。そうでした。

にしても、実彰と主人公ちゃんが共に過ごした場所で騙されてたとは言え元凶である二人が住んでるなんで私だったら発狂もの。おすそ分けしてる主人公ちゃんの心の広さに天晴ですね。

和>幸>奇>荒の順番で好みでした。っていうよりも奇と荒があんまり好きじゃなかったという言い方が正しい...!

 

続いて鷺原

女性的に見えて一番男らしい印象でした。

目のとこにある赤いのがとても可愛いと思います。花嫁道中編でも荒ぶったり腹黒い一面みせたり一人でボヤいたりと闇を感じまくりな人物という印象。縁の「やべーやつ」というのも頷ける。わかる。

ということで後の方まで残しておりました。

だけどプレイしてみると結構甘い、ような気もしました。とにかく鬼への執念が半端ない模様。いいお家の出身なので所作もお美しい。

主人公ちゃん対して「女性らしく振る舞うように!」と何度も説くけど「左京さんはそんなことしません~」「(左京さんが)女性のようなのであんまり男性って感じがしませんね」からの「男がどういうものかわからせてあげましょう」「えっ?」のこのシーンの萌えです。このクソみたいな文章でも伝わると思います(伝わると思います。)大事な事なので二度。

あと萌え要素がもう1箇所あると思うのですがぜひプレイなさってみて納得してみてください。プレイ済みの方はもうお分かりになってると思いますが、あのシーンです。

私の語彙力が貧弱なのでこれ以上の良さを伝えることができないのが悔しいです。

 

幸√は目的であった仇討を完了することができ、矢ノ彦に勉強を教えたりするときに目覚めたのか「寺子屋を開きたい」という鷺原さん。なんか良い意味(?)で普通のENDだった気がします。ベネ。

仇討の時に花嫁道中のメンバーが加勢してくれる所なんて胸が厚くなりました(全員集合とかそういうのに弱い。)確かこの√、だったよね?和とも共通だっけか。とにかく剣君の中でも好きなシーン。

 

和√は左京さんのお話の中でもダントツに好きな√。このENDでは寺子屋ではなく実家に帰らせて頂きますEND。あら~帰っちゃうのか~とも思ったんだけど、左京さんのお国まで花嫁道中のメンバーと共に、本当の花嫁道中をする話。みなさんがいれば心強い。慣れ親しんたメンバーでの道中は本当に楽しいだろうなって思いました。「早く連れて行かないと、左京も待ちくたびれるぞ」みたいなセリフも結構好き。いつまでもお幸せに。

 

荒√は仇討にとらわれ妖刀村正手を出しちゃう左京さん。(某ゲームでも実装早くお願いします。)

そして七重が生娘ではないことをここで知る。七重も死んでしまうのね。なんとも思わなかったけど...!!ゴメンネ... 妖刀で切られた七重の声が左京は実の姉と勘違い。気づけば人が鬼の子に見えちゃうくらいには乗っ取られちゃう左京さん。結局、幻覚みえちゃってる左京さんが主人公ちゃんをブスリ♂と刺して鈴懸の声がけ虚しく共に常世へ。左京だけが地獄に堕ちるはずが主人公ちゃんが「私もついていきます、どこまでも」と一緒に地獄に堕ちる。そして後日談では幸せな日々、父も母も生きていて仇討なんてなかったんだ。結婚ももうすぐ、矢ノ彦も生きている!やったね!からの一転、夢オチ。

実際は地獄の業の中。主人公ちゃんと一緒に地獄で過ごす終わりでした。

 

このお話、結構暗くなったり胸糞悪くなったりすると思うんだけど、このお話がじっとり胸の奥にまとわりついて結構好きだったりします。印象深い。

奇魂は荒魂の「主人公ちゃんをブスリ♂」と刺さなかったEND。このままじゃ頭がおかしくなる、いずれ主人公ちゃんを切ってしまうと恐れた左京は自殺をします。数日?数週間経つも主人公ちゃんは左京のことを忘れられず毎晩湖(だったはず)に通い詰める。ある日、蛍に呼ばれるように湖に足を運ぶ。湖に身投げをしようとするも左京の愛刀「蛍丸」の恩恵?で命は助かる。一瞬の左京の幻覚。蛍丸が合わせてくれたようで、主人公ちゃんは強く生きることを決意したENDでした。

左京さんルートは一通り終えてからどれも好きなお話だと思いました。

だからほんと印象変わった。素敵な殿方。

個人的には和>荒>幸>奇

一番ルートに差があるような、そんな感じ。